菜箸の溝

菜箸の溝に入り込んだ汚れを洗うのが大変だから、いっそ、溝なしの菜箸を使おうか、

菜箸を使わずに済ませようかと考えていた。

しかし、長年の習慣を変えるのは難しいと感じた。

そうめんを茹でるときに、無意識に私は菜箸を使ってた。

菜箸なしで料理するのは無理かな・・・。


イタリア料理の動画を見ると、トングが活躍していた。

ぅぅぅん。かえって難しそう。

やはり菜箸を使おう。


動画を見たついでに、菜箸について検索していると、

料理家・栗原はるみさんが販売する菜箸を見つけた。

溝があるもの、ないもの、短めのものがセットで700円くらい。

溝はやはり滑り止めのようで、おでんの大根を菜箸でつまんでいる様子の写真があった。

溝のないのは、四角形で転がりにくい作りかただった。

短めのは、盛り付けで活躍しそうだ。

すごく良いものに見えたのに700円はお買い得かと思った。

でも送料がかかるから、それなりに高くなってしまう。


良いものを使おうとしたらお金がかかるなあ。

100均の菜箸を使っている私は、

「この菜箸は100均のものだから、問題は我慢しようか」と思い直した。


100均の菜箸の溝に汚れが残りやすいのは、溝が狭く深いからかもしれんと思い、

ダメで元々だが、サンドペーパーで菜箸の溝の部分を磨いてみた。

少し竹が削れた。

溝はわずかに浅くなったようだ。

彫刻刀があったら、溝の幅を広げられるが、

残念にも彫刻刀がない。

・・・わたむし(妻)