雨の被害

おとといの夕方、猛烈に激しい雨が降った。

そんな中、私は徒歩で近所のスーパーへ行った。


スカートの裾がぐっしょり濡れた。

靴もぐっしょり。

ざんざんと降る雨。

足元では、水が低い方へと流れていった。

大きい道路は高く、古く細い道路は低いようだった。

水は大きい道路に堰き止められ古く細い道路に溜まり、川のようになっていた。

やばい降り方だと思った。


案の定、近所で床下浸水になったところがあった。

ニュースにならないが、

大雨の被害があった。


大雨になると、土地の高低差が目に見えて分かる。

低い土地にも家が密度高く建っているから、

毎年、水の被害が出ないかと心配になる。


昨日、湯町の方へと歩くと、

あるマンションの玄関に土のうが積まれていた。

マンションの前には水路があった。

大雨で水路が溢れたんだろうか。


大雨の季節になる前に、水路を点検する必要があると思った。

水路が土砂で浅くならないよう、気をつけなくてはと

他所さまが住む場所について考えた。


そういえば、水路の整備をしているところを見たことがない。

誰がどのようにしているのかな?


浅くなるといえば、

ダムは土砂で浅くなっていると聞いた。

土砂が溜まって浅くなっていても、水力発電に利用できるから

ダムが浅いままになっているところがたくさんあるそうだ。

ダムが原因の水害は少なくないと聞く。


福岡には、大雨に備えて水を溜める施設が地下に作られていると聞く。

人がたくさん住むところを優先して工事される?

私の住む筑紫野市も、人口が増えてきて、大勢が住んでいるイメージがあるが、

毎年のように浸水被害が出るところが放置されているようで、

とても気になる。


今、川の地下を掘って水の逃げ道を作ろうと工事が進んでいるらしいが、

それが完成したら、

今のような浸水被害は減るのだろうか?


それぞれの家が雨水を溜めるタンクを設置して、

大雨の際にいくらかでも水を溜めたなら、

それらが小さなダムになって浸水被害を減らせるだろうか。


毎年、雨の心配をしているなあ。

筑紫野市に引っ越して来てから。

山に挟まれている土地だからだろう。

あっちこっちから流れてきた水が、あふれてしまう。

・・・わたむし(妻)