聞き流す力が足りない

ちょっとしたことで、夫との会話が気まずくなることが多い。

私は、

些細なことにこだわりがち。

いろいろ話して、話の収まりどころを探すが、

こういう私の会話のペースは、夫と合ってないみたい。


若い頃、職場の会議で同様の思いを抱くことがあった。

会議をさっさと終わらせたい人にとって、

私は面倒くさい人間だったし、

分からないことを質問して、

「分からん、分からんと言わないで自分で学べ」と叱られたこともある。


私がこだわっていることが、相手にとってどうでもいいという場合、

私は相手にとって、「そこに居ない方がいい、面倒な人間」になってしまう。

「都合が悪い人間」「ふさわしくない人間」とも言えるかなあ。


気持ちを察して話を終わらせればいいのに出来なくて、

煩がられる。


人間との会話は難しい。

とうとう、家族との会話も難しくなってきたなあと感じる。


多分、私は努力してもどうにもならないくらいにコミュ力がないんだろう。

黙っていても駄目、話しても駄目。

相手が望むような「うん、うん」という相槌や、

「そうだね」という共感の言葉を返すことができていない。


価値観が違うなら、ほどほどに話を聞き流す必要もあるんだろう。

それが難しいのだぁ。


私は、茶飲み友達ができたらいいなあと思っていたが諦めた。

今度は、夫婦での楽しい会話を諦めた方がいいのかなぁ・・・。

そもそも、楽しい会話がどういうものか分からない。


・・・わたむし(妻)