イボコロリ 美顔水

足の裏に魚の目ができたらしく、歩くと痛みを感じた。

病院へ行くとしたら皮膚科だろう。

病院へ行かずに治せたらいいなと、ドラッグストアでイボコロリを買った。

サリチル酸が含まれた絆創膏のようなものがイボコロリ

3日間、魚の目に貼った。


イボコロリを貼った皮膚は、死んだ魚の目のように白くふやけた。

柔らかくなった皮膚を小さなハサミで少しずつ切って取り除いた。

芯のように固くなってた魚の目は取れた。

だから、足の裏は痛くない。

イボコロリよ。ありがとう。良い薬だ。


イボコロリに入っているサリチル酸が皮膚を柔らかくしてくれたんだなあ。

サリチル酸といえば、ニキビ用の化粧水やパックに含まれているものだ。

毛穴を詰まられる角質を取ってくれると記憶している。


ニキビができてなくても、サリチル酸入りの化粧品を使えば、

角質がとれてツルツルになるのではなかろうか。

この思いつきが消える前に、サリチル酸入りの化粧水を探すことにした。


ネット検索で真っ先に見つかったのが、明色化粧品の「美顔水」。

130年のロングセラーという。

ネットの画像で、美顔水の青い瓶を見て、実物を見たくなった。


気持ちが冷める前に、ドラッグストアへ行った。

資生堂の昔からの商品も売られているから、明色の美顔水もあるかもしれんと期待した。

化粧品の棚を何度も見て、やっと見つけた。

美顔水のパッケージをネット画像で見ていたが、大きさまでつかめず、

「小さいもの」と勝手に思いこんでいたから見つけるのに手間取った。


無駄遣いになるかもしれないが、1つ買った。800円台という安さだった。

帰宅して、早速試してみた。

コットンに美顔水を浸みこませて、肌のざらつきが気になるところを拭いてみた。


香りというより、匂いと言った方がよいと思うくらいに強烈な匂いがした。

資生堂の拭き取り化粧水・オードムーゲと同じくらいに強烈。

アルコールが入っているからか、肌がひんやり冷たくなった。

匂いが気になるので、洗い流した。

これが130年のロングセラーか・・・。

臭さが効きそう。

サリチル酸の効果を実感したいから、頑張って使おう。


この美顔水、130年も存在し続けているのに、

ニキビに悩んだ頃、存在さえ知らなかった。

過去の自分に教えてあげたいが、

タイムマシーンはないから、残念。


・・・わたむし(妻)