記者会見で泣き崩れる園長を見て

散歩中の保育園児たちが交通事故に遭い、2人のお子さんたちが亡くなった。

怪我した子は何人だったか・・・11人?

保育士と園児は交差点で信号が青になるのを待っていた。

しかも、道路から離れて待っていたそうだ。


自動車が安全に通行していたら、事故に遭うことはなかっただろう。


事故後に被害を受けた保育園が記者会見を開き、

その様子を私はニュースで見た。


園長は記者から安全対策について質問された。

妙な光景だった。

また、ニュースでは、保育園に園庭がなかったとの内容もあった。

園庭がないから散歩をしていたとの内容もあった。

まるで保育園に問題があるかのように聞こえた。


我が子たちが幼かった頃を思い出した。

私は年子の我が子らを連れて、毎日散歩した。

子どもが道路に飛びださないよう手をつないで歩いた。

事故に遭うこともなく無事に子どもたちは育った。


昨日のニュースを見て、

子どもが怪我をしたり亡くなったりしたら、

親は責任を問われるのだろうなと思った。


怖い世の中だ。

車が時速50キロ、60キロで通行するために、

人間の命が犠牲になるのは避けられそうにない。


命より車社会の維持が大切なのかなあ。

こんなこと言ったらいけないかもしれんけど、

車のない大昔だったら、

こんな酷い交通事故はなかっただろう。


前にも書いたけど、車のスピード、

もっとゆっくりでもいいんじゃないかな。


今は、車がスピードを出しやすい道路がつくられている。

車のための道路であり、

歩く人のための道路じゃない。


で、事故で人がなくなると、

なぜだろう、被害者側が記者会見して

キビシイ質問を受ける。


本来なら、

道路のつくり方や交通規制を問題視しなきゃならないのではないのかなあ。


今日のニュースでは、

記者会見の様子はニュースに使われてなかった。

記者たちが園長を問い詰めたことは、なかったかのように触れられることもない。


問い詰めるなら、悪い人を問い詰めてほしい。

被害者側を問い詰めてほしくない。

・・・わたむし(妻)