池江さんのニュースを見て

東京オリンピックでメダルが期待されている池江選手が白血病と診断されたというニュースを見た。

疲れが抜けにくくなり、貧血ぎみになったり、息苦しくなったするという症状だと知った。

もしかしたら、風邪のような症状かなあと思った。

なのに、白血病という命に関わる大病と告知され、

受け止めるのは並大抵のことじゃない。


白血病で亡くなった歌手の本田美奈子さんや、俳優の夏目雅子さん、格闘家のアンディ・フグさんを思い出し、

大変な病気だと思う。

血液の細胞がガン化し、増殖するから、だるくなったり息苦しくなったりするのだと想像し、

選手が取り組む高地トレーニングも、病気の悪化に拍車をかけたのかなあと思った。


池江さんを励ますメッセージを聞くと、

私も同感だと思ったりした。

治ってほしいと思う。

身内でも何でもないけれど、そう思う。


こういう気持ちって、病気になったのが池江さんでなくても、

同じ気持ちになるだろう。


ニュースで、事故や事件で人が亡くなったと知って心が痛むのと同じ。

多くの人がそうだろう。

しかし、南青山での児童相談所建設に反対する人は、

虐待された人を自分たちとは異質の人だと言っていた。

同じ学校に子どもを通わせたくないと言っていた。

おそらく、虐待で命を落とす子どもや女性を何とも思わないんだろうと私は想像してる。


有名な人や期待されている人に優しい言葉をかけ、

有名でない困っている人に無関心だというのは、

差別の現れだと思う。

・・・わたむし(妻)