下町ロケット
書店に、ドラマ化された小説が並んでいる。
「下町ロケット」の原作もある。
私は、ドラマを見て十分と思った。
面白かったが、モヤモヤしたものが心に残った。
それは、寝ずに働く人たちの姿と定時で帰宅すると「やる気がない」と陰口叩かれること。
佃製作所では、ロケット打ち上げや自動運転のコンバインを造るという夢のために
寝ずに働くのが当たり前。
休みの日に、社長と一緒に田んぼで作業する社員たちもいる。
休日なのに・・・。
そんな社員の姿をドラマで描き、
NHKみたいなナレーションと音楽がつく。
感動的な美しい風景もある。
私は、感動できず、
「休日に社長と農作業して、給料出るのかなあ」
「仕事としての農作業かな」
などと思う。
「ロケット打ち上げを見るのは、あれ、仕事として行ってるのかな」
「社員旅行を兼ねてる?自腹で行くのかな?」
とも思う。
どこまでが仕事なの?と思うと、感動が他所へ行ってしまう。
・・・わたむし(妻)