なぜ日本の「ご飯」は美味しいのか シンシアリー
「なぜ日本のご飯は美味しいのか」シンシアリー
韓国人・シンシアリーさんが姉と姪と日本旅行をしたときのエピソードに、
日本と韓国を比べる文章が混じっている。
旅のエピソードは分かりやすかったけど、
韓国について書かれたところは、少し分かりにくかった。
イメージできなかった。
私が見たことがないからだろう。
韓国の米事情をちゃんと読みとらないと、この本を読んだことにならないと思うけど、
私には、分かりにくかった。
昔、韓国で白米が食べられなかったということは分かったけど、
なぜご飯が美味しくないかは、分からなかった。
単に、質より量を重要視するからというような単純なことではないだろう。
朝鮮戦争後、朝鮮料理の質が変わって、ご飯は味の濃い汁物の味を薄める量増し目的のものになったとか書かれていたが、
そもそも、私は、そういう韓国の料理を食べたことがなく、
イメージできなかった。
ご飯を美味しく食べようと思わないなんて、イメージできなかった。
韓国で日本がどのように言われているかは、この本で知ったことが多い。
悪口の内容が酷いから、
読んで、少し気分が沈んだ。
韓国では、大学進学率が80%近いそうだ。
それって、すごいことなんじゃないかと思うが、
本に書かれていたように、進学しなかった人を差別するのなら、
悲しすぎる。
学んで心が貧しくなるということだから。
・・・わたむし(妻)