障害者雇用水増しのニュース
中央省庁で、障碍者雇用が水増しされていたというニュースが続いている。
地方行政でも水増しがあるそうだ。
雇用するときに障害者手帳を確認していなかったというが、
なんで確認しなかったか、とっても不思議。
バスターミナルで、障害者へのメッセージを書いたポスターを見たことがある。
障害者はバス料金が半額になるという内容なんだけど、
「手帳を提示してください」とも書かれていた。
料金が半額になるサービスを受けるには、手帳を提示する必要があるということだ。
手帳を見せることは、特別嫌なことではないだろう。
けれども、雇用水増しのニュースを見ていると、
障碍者手帳の確認をすることを雇い主の役所が避けているようで、
不信感が持ち上がってくるし、
障害者手帳を取得していないのに障害者としてカウントされている人がいるなんて、
いろいろ手続きをして障害者手帳を取得している人の存在を無視しているようにも思える。
何をもって「障害者」と言うか、線引きが曖昧。
っていうか、誰が判断して水増ししたんだろう?
バスターミナルのポスターで、障害者割引きが受けられるのは障害者手帳を持つ人と明記されていたが、
役所の雇用の場合、誰がどのように、どういう基準で判断してきたんだろう。
なぜ手帳の確認をしなかったんだろう。
ニュースを見ても、疑問は解消されないのが不満だなあ。
もともと、障害者を雇う気はないんじゃないかなと思う。
やっぱ、データを不正に改ざんする悪い体質があるんじゃないかって思うし、
障害者差別もあるんじゃないかと思う。
このニュースについて、私はすごく怒っている。
障害者を差別してはならないという法律があるのに、
国や地方自治体は、誤魔化して法律を破っているという表裏がある。
どっちが本当?
差別撤廃しようというのは、ダミーですか?
・・・わたむし(妻)