半分、青い。
憧れの漫画家としてデビューできたが、
連載が打ち切りになり、頭に何もアイディアが思い浮かばなくなり、
主人公・鈴愛は漫画を描けなくなってしまう。
頭を働かせようと、甘い物をたくさん食べるが頭は働かない。
大切な友達に八つ当たりして傷つけてしまうような、主人公のダメダメな様子がドラマで描かれているが、
ただ我武者羅に頑張るだけでは壁を乗り越えられないし、
かえって自分を傷つけてしまうような悪循環に陥ってしまう。
ドラマを見ていて、初めて主人公に感情移入した。
悪循環に陥っている本人は、視野が狭くなり、周りの人の気持ちが見えなくなっているのだなあ。
ユーコに八つ当たりする鈴愛の姿は醜いが、それでも寄り添っている人たちがいるのを見て、
「これが愛情なんだなあ」
と心の中で呟いた。
改めて律について考えてみた。
唐突に鈴愛に別れを告げたり、再会してプロポーズしたり・・・。
鈴愛に断られると、急に距離をとって結婚式に呼ばず、ハガキで結婚を報告する。
極端だなあ。
もはや、友人でも何でもない遠い関係なんだなあと ドラマを見て思った。
このドラマ、もしかして恋人同士になれない人同士の心のすれ違いを描いていくのかな?
もしかしたら、バッドエンド?
鈴愛と律が夫婦になる展開でなく、
別々に人生を歩み、それぞれに幸福を見つけ、
年をとっていくという話なのかな?
・・・わたむし(妻)