強制不妊手術
強制不妊手術について検索していると、
障害者女性の生理についての記述があった。
自分で生理ナプキンの取り換えができないとなると、介助が必要になる。
強制不妊手術についての記事にあったのが、
生理がなくなるように手術しようと障害者女性は問われ、同意して手術したが、
生理がなくなる手術を受けると妊娠できなくなるとは知らなかったというもの。
生理の介助がなくなるという側面だけを伝え、本質である不妊手術であることを告げていない。
だまし討ちだと思った。
生理がなくなるということは、妊娠できなくなるということだと知らせたとしても、
妊娠させない方針そのものが恐ろしいことだ。
妊娠しても良い良質な女性と、妊娠させたくない悪質な女性という線引きがあったと思うと、恐ろしい。
当然、妊娠させたくない女性が妊娠して出産すれば、産まれた子どもにも「悪質」の烙印が押されてしまう。
重ねて恐ろしい。
国は、当時は合法だったから強制不妊手術に責任を持たないと言っているそうだが、
今は違法なのだから謝罪と救済をしてほしい。
遺伝的な病気や特質を持つ人は子どもを持ってはならないとするなら、
おそらく、ほとんどの人が子どもを持てなくなる。
完璧な人はいないのだから。
・・・わたむし(妻)