太刀洗の通信施設 Nスぺ

NHKスペシャルで日本の諜報活動が紹介されていた。

自衛隊に「電波部」という組織があるそうだ。知らなかった。

自衛隊の通信施設で様々な電波を解析しているそうだが、

番組で「福岡県太刀洗」という地名が登場して驚いた。

私は、1年ほど太刀洗で働いたことがあるが、自衛隊のそういう施設があると聞いたことがなかった。


太刀洗には昔、太刀洗飛行場があったことや、特攻隊の少年兵が太刀洗から知覧へ飛び立ったこと。

空襲で太刀洗飛行場は壊滅し、動員されていた中学生たちが亡くなったことなどは知っていたが、

今、自衛隊の施設があるとは知らなかった。


Nスぺによると、球状のドームの中にパラボラアンテナがあるそうだ。

近年、太刀洗ではドームが増設されたという。

人工衛星から発せられる電波を太刀洗で解析していると言われていたが、

ありとあらゆる情報が解析されていて、当然ながら人々が使用する電話やメール、インターネットのやり取りなど全て解析されているという。


私は、知らぬ間に部屋を盗聴されていたかのようなショックを受けた。

私が書いているブログなどを読まれているわけじゃないが、情報として取られている。

調べようと思えば調べられる状態だし、問題ある内容となれば、ピックアップされるということだ。

国を破壊するかのような書き込みをすれば、直ちに危険人物と認定されるだろう。

四六時中、私たちは国家によって監視されている。


そんな施設が太刀洗にあるなんて・・・。

・・・わたむし(妻)