様子をみましょう

「様子をみましょう」

今日、歯科医院で言われた言葉。

目の前が真っ暗になった。


昨日の夕方から奥歯が痛みだし、頬が腫れた。

痛み止めの薬を飲んでも痛みは続いた。

痛いと気力がなくなる。


洗濯や食器洗いなど、最低限のことをこなして歯科医院へ行った。

痛くてたまらない。

なのに、先月に治療したところの噛み合わせが痛みを引き起こしているかもしれないとのことで、

噛み合わせの調整をした。

痛み止めと抗生剤を出された。

数日、様子をみることになった。


様子をみるとは、今の痛みを我慢することを意味するから、

ちょっとした絶望感を味わった。


痛みが治まれば特別、何かの治療をしなくてもよくなるから・・・と希望的には思えなかった。

痛み止めのロキソニンを飲んで体を休めていたら、

少しマシになったみたい。


問題は、今夜、ちゃんと眠れるかどうかだ。


「様子をみましょう」という言葉、

悪く受け取ると「お手上げです」「治療できません」という意味に聞こえてしまう。

希望的に受け取ると、「大したことないです」。


今、歯を噛みしめないように脱力している。

噛まなければ良くなるなら、

しばらく、ぽかんと口を開けていたい。


・・・わたむし(妻)