アニメ業界についての番組を見た
NHKクローズアップ現代で、アニメーターの待遇が紹介されていた。
声優とともに、アニメ好きな若者が憧れる職業がアニメーターだろう。
子どもの頃からアニメを見て育ってきたアニメ好きな私にとって興味深い番組だった。
アニメーターのほとんどがフリーランス。
描いた絵は一枚あたり200円という。
フリーランスは労働者として保護されないから、
安く安く、買い叩かれてしまうんだな。
アニメを作っている会社・製作委員会は、下請け会社に安く仕事をさせて、
作品がヒットした儲けは下請けやアニメーターへ行かない仕組みにしているのだな・・・。
一枚200円。
一生懸命に頑張って描いても、生活費にならない。
アニメが好きだが、
結局、制作に関わる人たちから搾取して作られているのがアニメなのだなぁ。
アニメ業界のブラックな現実に夢を失った若者がたくさんいるのだなあ。
絵を描くことが嫌いになったアニメーターも多いのかな。
アニメーターに感謝する原作者も少ないのだろう。
製作委員会は、使い捨ての道具のように思っているのかも。
アニメを見て、単純に「面白い」と思わずに、
収益が還元されているかに関心を持ちたいと思った。
・・・わたむし(妻)