富美加さんが引退したというニュース

富美加さんという俳優が突然芸能活動を辞めて幸福の科学という宗教団体に出家したというニュースを見た。

幸福の科学と言えば、最近、政治活動をしているし、筑紫野市内にも建物がある。

仏教系の団体という印象を持っている。


富美加さんのことを私は全く知らないので、ニュースを見てまず、誰だろうと思った。

NHKの朝ドラ「まれ」に出演していたそうだが、私は「まれ」を全く見なかったから、どんな俳優か思いもつかない。

ニュースになったからには、人気のある人なんだろう。

富美加さん直筆のコメントも紹介されていた。

気になることがあった。人の肉を食べる役を演じたとのこと。


そう言えば、寄生獣という人間を食べる生き物が登場する作品があり、テレビで放映されたのを見たことがある。

人間が食べられてしまう様子はとても気持ちが悪かった。

強い刺激を求める人が多くて、怖い作品に人気があるのだろう。


ドラマや映画を見るとき、演じている人の気持ちまで思いやらないで

物を消費するのと同じような感覚で見ているのかもしれないと反省した。

もしも、人の肉を食べる役を演じて大きな負担を感じて富美加さんが俳優を続けられなくなったのだとしたら、

とても気の毒に思う。


娯楽のために人を踏みにじっているとしたら、娯楽を味わうのは罪なことだと思う。

娯楽って、何だろう。

演劇って?

芸術なんだろうか?

芸術って何だろう。

人を犠牲にしなくてもよい芸術が良いなと思う。

 
富美加さんが演じた作品は、今年の夏公開されるそうだ。コメントが読みたくてページを探した。

気になる言葉があった。撮影終わったら死んでもいいという。

俳優生命が終わったとしたら、死んだという意味にもなるから気になった。

・・・わたむし(妻)