三菱電機

ロボットを使って棚から様々な品物を取りだすという研究で成果をあげていると、三菱電機についてのニュースを見たことがある。

それと並行して、「お前の研究者生命を終わらせるのは簡単だ」と上司が部下に発言し、休職、退職するようなパワハラがあったというニュースがあった。

ロボットの研究をするその人は、残業をしないで家族との時間を大切にしている様子がテレビ番組で紹介されていた。

一方、適応障害を発症し休職した人は、残業を強いられていた。

光が当てられる人と、辞めるよう追い詰められる人。

同じ会社で何が起きているのかな。

ちょっと三菱電機が嫌いになった。


労働基準法という法律があるが、法を破っても構わないという慣習があり、

慣習が法律より強い。

残業隠しなんて、どこでもやってるだろうという空気の中で私たちは暮らしているみたい。

ちょっと嫌いなのではなく、すごく嫌い。


嫌いな気持ちを忘れないように絵をかいた。

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それにしても、労働を助けてくれる産業用ロボットをつくっている三菱電機が、労働者を大切にしていないのだから、ロボットに抱いていた「人を助ける」というイメージを修正した方がいいのかもしれない。

どんなにすばらしいロボットができても、労働者は只働きをし続けなくてはならないのかな・・・。

このページによると、世界で一番人間を殺している動物は人間だという。

むき出しの本能のまま殺意を実行すれば、人間は地球上からいなくなってしまうだろう。

怖いな、人間。

研究者生命を奪うのは簡単と言った三菱電機の人も同じように怖い。

病気になって仕事の能力が落ちたら、会社から排除して辞めざるを得ない状況をつくることは、

つきつめると、障害者入所施設で大量殺害事件が起きたことに似ている。

役に立たない人はいなくなれば良いという思想が、根深く浸透しているのか。

・・・わたむし(妻)