言葉の毒

実家へ行き両親と話していると、またまた不穏な雰囲気になった。

雨の日に父親が干し柿を外に出したから雨に濡れて駄目になった、と母親が言った。


悪意があってやったんじゃなく、良かれと思って干し柿を外に干したけれども、天気の変わりやすい日だったから雨に遭ったんじゃないのかなと私は言った。

私が母親に同意しなかったからか、母親は、悪意があったとしか思えないと話をエスカレートさせた。

もうそれくらいにしてねと話を切った。


悪意のない失敗を言い募らせ人格否定へと展開させていく話法は、私が受け続けてきたこと。

その毒が回れば生きる気力がなくなってしまう。

そう思うから、悪意のない失敗を一緒に責めないようにしたいと思ってる。


誰にでも欠点はあるものだが、母親の毒気と付き合うのは難しいなぁ。

毒のある会話を無毒化する方法があったら知りたいなぁ。


・・・わたむし(妻)