鳥獣戯画展

JR二日市駅で前売り券を購入。

通常より200円安い。


見に行く人が多いと聞き、朝の8時過ぎに九州国立博物館へ行った。

すでに入り口前に並んでいる人がいた。

開場は通常9時半だが、来館者が多い為9時に早められていた。

続々と客が後ろに並び、博物館のスタッフが誘導していた。

みんな、鳥獣戯画が見たくて集っているんだなぁ。
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多くの来館者も速やかに見ることができるよう、鳥獣戯画の前を立ち止まらずにゆっくり歩いた。

思っていたより絵は大きく、細かな所まで描かれていた。

大昔に描かれたものなのに新しく感じられた。

うさぎやカエルが人間のように会話しているような、漫画のような面白さがあった。

うさぎ、カエル、サル、キツネは擬人化されているけど、鹿は鹿として描かれていた。

蹄のある動物の擬人化は難しいのかもしれないと思った。


明恵上人について何も知らなかったが、インドとブッダへの憧れはアイドルの熱狂的なファンのようだと思った。

海で拾った石を、「海はインドにつながっているから・・・」と大切にしていたという。

何でもない石ころに憧れのインドを重ねるところに共感した。インド愛がすごい。

ちょっと驚いたのは、明恵上人が夢を詳細に記録し続けていたこと。

今で言うところの、精神分析のようだと思った。


小犬の木造はとっても可愛かった。
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・・・わたむし(妻)