秀次
悪く描かれていた。戦国時代では、心が細やな人というのは、駄目人間扱いされていたのかな。
居場所を見失って自殺した秀次は、謀反人として首を晒され、家族も皆殺しにされてしまう。
死人に口なしだ。
絶対的な強者が、弱者を悪人に仕立て上げてしまう話だったな。かわいそうな話だった。
自分は悪くないと言いたいがために、誰かを悪人に仕立て上げるのって、今でもよくあることだと思う。
それにしても、他者からの評価を気にしたり、気持ちに浮き沈みがあって不安定だったり、自信がなかったりするのって、そんなに悪いことなんかな?そういう弱点を持つ人は、たくさんいるよね。だからって、その人にも美点がないわけじゃない。
・・・わたむし(妻)