モーニングショー 子供の貧困問題

モーニングショーで、子供の貧困が取り上げられていた。

保育士になりたい女子が専門学校への進学を諦めた経緯が紹介された。

保育士の資格か取得できる専門学校に合格し女子は進学するつもりだった。親も進学させたいと思っていた。

しかし、その為にはお金がかかる。奨学金を受けるという方法もあるが、奨学金という名の借金を抱えることになる。親が高齢になったら子ども自身が返済しなくてはならないだろう。そのとき、子どもが家庭を持ち子どもが居れば、奨学金の返済はその家計を圧迫するに違いない。

親子で話し合う中で、進学を諦めるという結果になったそうだ。


その説明を聞いて、我が子が高校生の頃の進路説明会を思い出した。進路指導担当の教師が話したこととモーニングショーで紹介された家庭の話がぴったり重なった。

進路説明会では、生徒が受験勉強を頑張り入学試験に合格したものの親が進学費用を準備できず、進学を諦めたという話があり、保護者に進学費用の準備をするよう念を押されたのだった。今思い出してみると、冷たい話だと思う。


モーニングショーで紹介された話では、保育士になるには進学が必要不可欠であるという印象だったが、進学しないで保育士の資格を取得する方法がある。自学して保育士の試験を受けるという方法だ。

大学・短大や専門学校で単位を取得すれば、卒業と同時に、自動的に資格が得られるが、独学でも資格を取得できるのだ。ピアノ演奏や読み聞かせというような実技試験の準備は大変だけど、コツコツ学べば大丈夫なのではないかと思う。

子供の貧困問題は、独学の方法を身に着けることで改善されるのではないかと私は思う。回り道になるかもしれないが、進みたい処へ行けないこともないんじゃないかなって思う。


・・・わたむし(妻)