建国記念の日

建国記念の日」という祝日について思い出すのは、「対立」と「いじめ」だ。

昔、学校で働いていた頃、教職員組合に入っている人とそうでない人とが対立していた。

建国記念の日について子どもたちにどのように説明するかという点が職員会議の議題に上がった。

国のはじまりを祝うことを組合では否定していたから、もめないように話し合いがされたんだと思うのだが、

組合に入ってない職員が神武天皇が即位した日が2月11日であるから「建国記念の日」と言うと発言し、

多くの組合員が集中砲火を浴びせるがごとく反論し、修羅場のようになった。


国のはじまりは日本では神話として語り継がれているくらいに曖昧だ。だから、「建国記念日」と言えないわけだけど、天皇制を否定したい人にとって、「建国記念の日」を祝うことさえ嫌なことのようだったし、バトルの話題でもあった。

一人が大勢から批判されて気の毒だった。

言葉で攻撃するんじゃなくて、穏やかに説明すれは話し合いになっただろうに・・・。

今日、2月11日は祝日だが、その言われについてテレビやラジオで説明されたという記憶はないなぁ。

神武天皇が実際にいたかどうか分からないし・・・。

私は、天皇の誕生日を祝ったり、建国を祝ったりする気はない。だって、世襲で国を支配するのって昔のことだと思うから。

・・・わたむし(妻)