覚せい剤
初めて知ることがあった。
覚せい剤を作りだしたのは日本人だそうだ。
咳止めに効果があるが、疲労感、恐怖感を消すため、戦地で戦う軍人に使用されたそうだ。
戦後、「ヒロポン」と呼ばれ、薬局でも売られていたという。
覚せい剤を作りだした人は、後の世でこんなのも人々を苦しめる薬になるとは思いもよらなかったのか?
覚せい剤を飲んで、片道だけの燃料しかない飛行機で特攻した若者が大勢いたのだろう。
咳止め剤として開発したのか、軍事用に開発したのか?
どうなんたろう。
咳止め剤と言えば、現在、大量に咳止めシロップを飲んで依存症になってしまう人がいるそうだ。
風邪薬も飲み過ぎたら危ないと聞いた。
勉強に集中できると聞いて咳止めや風邪薬をたくさん飲んで薬物依存になってしまった人もいるそうだ。
薬に頼るのは危ないと思った。
元プロ野球選手の清原は、自分の人生に不安を抱えていたのかな?
どんなきっかけで薬を使ってしまったんだろう?
北朝鮮から脱出して韓国で暮らす人がインタビューされていたのを思い出した。
その人は、夜通し寝ないで海で魚をとっていたそうだが、眠気を覚ますために覚せい剤を使っていたそうだ。
だけど、眠らずに仕事に集中するなんて普通のことではないし、薬で忘れるだけで悩みそのものは解決しない。
覚せい剤は恐ろしいというイメージだけを見るんじゃなくて、戦争で死の恐怖を忘れさせ、寝ずに戦わせるために使われていた薬なのだと知っておく必要があると思う。
・・・わたむし(妻)