下町ロケット 最終回
「下町ロケット」
大急ぎで駆け抜けて行った。だから、あれは何だったかなあ、どういう意味かな、とモヤモヤしたところがある。
サヤマが数値を偽装していたことについても、社長が偽装させたのか社員が誤魔化したのか私には理解できなかった。
偽装を疑ったのは、「数値が綺麗すぎる」という佃の感想からだったが、綺麗すぎるってどういうことなのかと疑問に思った。
ドラマを見直したり原作を読んだりしないと、モヤモヤがスッキリしないだろう。
ガウディーが出来上がる過程でも、ドラマの終わりになって佃社長の改良によって完成したように描かれていた。
佃社長がモノ作りの神様みたいに描かれているように感じた。
佃社長と椎名社長とのやり取りでは、人対人というより、神対人という感じ。
神が罪を犯した人間を裁いているようだった。
偽装のような不正は良くないが、私には、なぜ不正に手を染めるに至ったかに興味があった。
業績や利益を上げるためだろうか?
けれども、不正が発覚したら失うものが多すぎる。他人にも迷惑をかけてしまう。
椎名社長のように利を追求する人が、そんな愚かなことをするのか疑問に思った。
社会的に高い立場にある人の中には、人を物のように使い捨てにする人もいるが、ドラマの登場人物がその心理を表現してくれたら良いのになあと思った。
・・・わたむし(妻)