NHKスペシャル 遺体が映った映像

録画しておいたNHKスペシャルを見た。戦争についての番組。

戦時中の白黒映像に色をつけ、生き生きとした人々の姿を再現していた。


転がった死体の目は開いていたがどんよりと曇っていた。生きている人の目には光があり、生きているか死んでいるかが見てわかるようだった。

原爆で亡くなった人たちの遺体は、赤かった。火傷の傷がそう見えるのだと思った。






大阪で遺体となって発見された中一の少年の遺体は、一部白骨化していて亡くなった原因が分からないというニュースを思い出した。

番組で紹介された映像に映っていた遺体は、どれも、ちゃんと人の形をしていたから、亡くなって間もないものだと思った。

またまた、ニュースを思い出した。少年は、少女と同じく8月13日に亡くなっただろうとのこと。

少年の遺体は、被せられた草の下で腐敗し、無残な様子になっていたのだろう。

遺体が映っている映像は、過去の映像であるのに、現代での犯罪と重なって見えた。




・・・わたむし(妻)