太宰府の梅ソフトクリーム

2月28日土曜日の日経プラス1に二日市温泉太宰府天満宮が取り上げられていた。

二日市温泉・大丸別荘の風呂と梅を使った料理やスイーツの写真が載っていた。

その中の梅ソフトクリームが美味しそうだと思った。

濃いピンクのソフトクリームはきっと梅干しの味がするだろう。食べて確かめてみたい。


そこで、今日、西鉄電車太宰府線を利用して太宰府へ行った。

これまで車でしか行ったことがなく、電車で行ったのは初めて。

西鉄二日市駅の一番乗り場へ行くと、列車を待つ人たちが並んでいた。

私と夫も並んでいると観光用の列車「旅人(たびと)」がやって来た。

「旅人」の車体には、ベージュで古風な刺し子のような文様が描かれていて、太宰府天満宮やお寺のイラストがシールを貼ったように載っていた。

列車に入ると、壁も天井もつり革も亀甲文様が施されていた。

おめでたい雰囲気だ。

私たちの近くにいた親子連れは、バッグから手帳を取り出して隣の車両へ移動し、戻って来た。

手帳にはスタンプが押されていた。

列車は5分ほどで太宰府駅に到着。

観光気分を味わうには物足りない。何度も乗りたくなる「旅人」だった。


日経プラス1によると、梅ソフトクリームはtoffeeという店で売られているそうだが、位置がよく分からなかった。

参道沿いにあるだろうと歩いて行った。

観光客が梅が枝餅を食べながら歩いていた。

右手に長い行列が見えた。「かさの家」に並ぶ人たちだ。

左手にtoffeeがあった。

洋服や雑貨も売られているおしゃれな店だった。

夫は桜味、私は梅味のソフトクリームを買った。

どちらも320円。

観光地で買うソフトクリームは高い。だけど、人が多く浮ついた気分になっていたせいか、

高過ぎるとは思わなかった。

梅ソフトクリームの味は予想通りだった。

甘酸っぱいフルーツのソフトクリームだ。

そして、フルーツはフルーツでも、漬物の梅干しに似ている。

味を確かめることが出来て私は満足した。


いろいろな店を覗いてみると、「梅」を使った商品が多いと思った。

梅が枝餅に梅が入っていないと言っている人さえいた。

この人は、あんこの中に梅が入っていると予想していたのかな?

「梅の実ひじき」という半生のふりかけが売られているは知っていたが、

「梅の香ひじき」という名の商品が別の店で売られていた。

赤いカリカリ梅や大粒の梅干しもお土産として売られていた。

太宰府と言えば「梅」なのだなぁ。


・・・わたむし(妻)