映画「陽だまりの彼女」

童話「人魚姫」のような内容だった。
 
 
途中までは、虐待を受けた少女の深刻な話なのかと思ったけれど、違っていた。
 
 
いじめの残酷なシーンがあった。
 
勉強ができない女の子・真緒は、背中に「バカ」と貼り紙をされ、髪にマーガリンを塗りつけられる。
 
庇った主人公は、みんなから避けられ孤立する。
 
 
無抵抗な人間の弱点をあげつらい、痛めつける残酷な生徒たちが描かれていた。
 
 
 
真緒に勉強を教えるのは、クラスメートである主人公であり、教師ではない。
 
そこが不自然だと思った。
 
真緒が全裸で放浪しているところを警察に保護されたのであれば、当然、教師たちも真緒を支えるはずなのに・・・。
 
 
この映画は、ハッピーエンドなのかな?
 
主人公は不幸になっていないから、ハッピーエンドなのかな?
 
 
・・・わたむし(妻)