南極物語
ドキリとした場面があった。
犬を置き去りにせざるを得なかった場面だ。
健さんが猛毒入りの瓶を出す。
殺人事件で問題になっている青酸化合物なんだろうと想像した。
犬を生きたまま置き去りにしないで、殺しておけば良かったのではないかという葛藤も、ドキリとさせられた。
南極の厳しい自然の中で苦痛を味わわせるより、殺してやった方が良かったのではないかと健さんは葛藤する。
こんなことを書いたら不謹慎だけど、
首輪をつけたまま道を歩いている犬を見かけることがある。
交通事故に遭うのが心配だと思う。
南極の寒さは怖いが、そんな中でペンギンのヒナは成長する。
皇帝ペンギンは飲まず食わずで育児をする。
南極のような氷ばかりのところに犬の食べ物があるとは思えないけれど、
無防備なペンギンを襲えば、ペンギンは犬の食料になる。
健さんの演技とは関係ないけれど、毒の瓶を持っていたり、
殺していれば良かったかも・・と考えたりする人間って、怖いと思ったのだった。
健さんの追悼番組なのに、妙なことばかり考えながら見たなぁ。
・・・わたむし(妻)