排便神話

 
毎日お通じがあるのが当たり前という排便神話に縛られて、
 
かえって健康を損なう人がいると言われていた。
 
 
毎朝、一時間もトイレに籠り、排便しようにも便が出ず、困っているという例を見て、
 
辛かろうと思った。
 
 
番組を通して見て、几帳面な人が陥ることだと分かった。
 
毎日のお通じがない人が、便秘に違いないと思い込み、便秘薬を飲んだり、
 
野菜や根菜類を食べすぎたりしているという例が示されていた。
 
若いころには、腸の動きが活発で毎日お通じがあるとしても、個人差があるし、
 
年をとれば腸の動きは鈍くなる。老化だ。
 
それなのに、腸の動きを薬で活発にしようと無理させれば体に良いはずない。
 
 
便秘薬を飲みすぎれば、腸の調子は不自然になるし、
野菜や根菜類を食べ過ぎれば、食物繊維が絡まってボール状になり、
腸を詰まらせてしまうことがある。
 
良かれと思ってやることが、空回りする。
 
番組によると、毎日お通じがなくても、便秘ではないという。
 
三日に一度でもOKとのことだ。
 
 
便を出そうと、毎日一時間もトイレに籠る人がいたら、
 
それは、排便にこだわりがありすぎるからかもしれないと見直す必要があるということのようだ。
 
 
ネットの広告には排便に関するものが多い。
 
少し、距離を置いて見た方が良いのかもしれない。
 
 
・・・わたむし(妻)