神戸の小学生殺害遺棄事件で・・・

行方不明になっていた小学一年の女の子は、無残な状態で見つかった。
 
ニュースでは、遺体が見つかった経緯を生々しく伝えていた。
 
 
子どもが犠牲になる事件が報道される度に、仕事に関係して読んだ「メイド イン ジャパン」という猟奇殺人事件を描いた小説を思い出す。
 
子どもが大人に消費される様子が撮影され、販売される。同じ趣向の人間がそれわ買う。
 
悪魔のような所業を肯定し、それを見せて悪魔を育成するような内容だと思ったのだった。
 
 
昨日、めくってみたツタヤの冊子には、医師でもあり凶悪殺人犯でもある人物を描いた映画が紹介されていた。
 
殺人犯は、友人を家に招いて料理をふるまう。食材は人間。
 
娯楽作品として、私たちに提供される映画の内容が、猟奇殺人事件だ。
 
私たち人間は、悪魔のような怖い人間の所業を怖がって楽しんでいるのではないか。
 
 
民放のニュースにはBGMがつけられ、ドラマのように語られる。
 
それに違和感を覚える。
 
 
・・・わたむし(妻)