連城三紀彦 「私の叔父さん」

二十代の頃、連城三紀彦が好きで、読んでいた。
 
連城さんが亡くなり、もう新作は読めないのだと思うと、とても寂しい。
 
好きだった作品を読み返してみたくなり、図書館から借りてきた。
 
今、短編の「私の叔父さん」を読んだところ。
 
「私の叔父さん」で検索してみたら、映画化されていると分かった。
 
知らなかった。
 
 
原作では、下関と東京が描かれていて、
 
映画では、下関ではなく福岡となっているようだ。
 
 
「私の叔父さん」では、嘘がキーワードだ。
 
 
最近、嘘に関係する嫌な事件が多い。
 
利益のために嘘をつくんじゃなく、「私の叔父さん」の話のように、
 
人を大切にする為につく嘘があっても良いのではないかと思う。
 
 
・・・わたむし(妻)