中学教諭自殺で学校側控訴せず 鹿児島・曽於市

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3月28日の読売新聞の記事
 
小さな記事だけど、内容は重い。
 
鹿児島県曽於市の中学校で、県と市が約4300万円の賠償をするような、出来事が起こった。
 
それは、当時32歳の女性教諭の自殺。
 
教諭と記事に書かれているということは、この女性が県費職員であったということ。
 
学校側が女性に専門外の国語を教えさせ、指導力不足として研修を受けさせた・・と記事に書かれている。
 
この女性の専門は何?
 
ネットで調べてみると、音楽だった。
 
ということは、「音楽の先生が、国語の授業を担当し、指導力不足として学校現場から、研修施設へと移された」ということなんだな。
 
管理職が、この女性を学校に居られないようにしたということか・・・。
 
この女性が別の学校に異動したのではなく、どの学校にも居られないようにしたということ。
 
 
無免許で授業を担当させられないから、学校側は、国語の臨時免許を発行させて、この女性に授業をさせたんだろうか?
 
でも、でも、国語の担当者が不足しているのなら、国語の免許を持った臨時教員に担当させれば良かったんじゃないかな。
 
わざわざ音楽の先生に国語を担当させなくてはならなかったなんて、とても変。
 
 
ネットで調べたら、自殺したこの女性は、心療内科に通院していたそうだ。
 
だったら、なぜ、休職できなかったんだろう?
 
 
心療内科に通院している教師に、専門外の国語を担当させたのだとしたら、
 
その中学校の運営が、変だということだ。仕事の負担を増すのでなく、軽くしてやるのが、
 
管理職の仕事なのでは?職員の健康管理も、管理職の仕事でしょ?
 
 
ネットには、この女性が書いた遺書もあった。
 
恨みのこもった内容だと思った。
 
パソコンで遺書を書いたときも、死ぬときも、この女性は独りだったのだろう。
 
 
 
それにしても、この件、なんで、こんなに扱いが小さいのかな?
 
 
「出来そうにないことをやらせて、やれなかったら追い出す」・・・こんなの指導じゃないよ。
 
 
・・・わたむし(妻)