林真理子・・・

天神地下街の書店で文庫本コーナーで、ボーーッと、文庫本を眺めていたら、妙なものを見つけた。
 
平積みの文庫本に、不自然な段差があった。
 
林真理子の「銀座ママの心得」という本が、突出して高く、まるで、一本の柱のように見えた。
 
売れてないのか?
 
目立つように積んでいるのか?
 
 
林真理子と言えば、昔、私は彼女のエッセイをよく読んだ。
 
なんとなく、言葉が明るくて面白かったからだ。
 
特に面白く思ったのが、彼女の美しさへの憧れだ。
 
歯列矯正して、顔の印象が変わった・・という、彼女の感想を読み、大人になってからでも歯列矯正ができるのだと知った。
 
化粧によって、女性の顔が変わるのだとも書かれていたように記憶している。
 
林真理子といえば、自分に欠けているものを貪欲に追い求める人・・というイメージを持っている。
 
で、彼女は美しさを手に入れたのだろうか?
 
 
彼女は、コピーライター・・・エッセイスト・・・小説家・・・直木賞作家・・・と、
 
文筆業で成功している。すごいと思う。
 
ただ、エッセイの中で、繰り返し、「自分はオール オア ナッシングの人」と書いている。
 
それって、一生懸命な人という意味かな?
 
人として偏りがあるという意味かな?
 
 
そう言えば、仕事場に子どもを連れてきていたアグネス・チャンに、「大人の場所に子どもを連れてくるなんて・・・」と批判したのは、林真理子だった。
 
アグネス論争読んでみたい。どこで読めるだろう?
 
 
・・・わたむし(妻)