2013-12-28 くだんのはは・・・ミーノータウロス ご訪問ありがとうございます #練習用 「ミノタウロス」という言葉が見られる小説を読んだ。 小松左京の「くだんのはは」。 第二次世界対戦の時代の設定の話。 この話に出てくる「ミノタウロス」は女の子。大切に育てられているが、 お屋敷の中にいて、家族以外の人間とは会わない。 いつも泣いている。 この女の子は、殺されはしないけれども、ハッピーエンドではない。 「くだん」とは、漢字では「件」と書く。にんべんに牛と書いて「件」。 家の繁栄の陰で犠牲になる人がいるという話だと思った。 悲しい話です。 ・・・わたむし(妻)