さかもと未明さんのJALへの問題提起について

さかもと未明さんのJALへの問題提起文を読んだ。

機内で赤ちゃんが泣き通し。着陸準備中に さかもとさんはキレて赤ちゃん連れの客に

赤ちゃんを乗せるべきでないと言い、「降りる」と言って騒ぎになった。

JALに対して、赤ちゃん連れの客について規制するように、音の漏れないように機体を作れないのかと意見したという内容。

この問題提起文を繰り返し読んだ後で、耳鳴りで寝つけなかった。

私は文章を読んで騒動に巻き込まれたような状態になったのかも。


音については、困ったなぁ、勘弁してほしいと思う事は度々ある。

買い物をしているときに、たまに困ることがある。困るといっても私が驚くくらいのことだ。

図書館でもそうだ。

図書館では、ページをめくる音が気になるときがあったり、中学生たちのおしゃべりが どうしようもなくうるさく感じられたりすることがある。

自分が本の内容に集中していたり、リラックスしていたりしたら、それほど気にならない。ただ、本も読まずにしゃべっている人たちには、無性に腹が立つ。

これには、思い当たることがある。

私は学生の頃、悪気はなかったが図書館でおしゃべりをして、司書から強く注意された経験がある。

図書館で楽しそうにおしゃべりしている人たちを見ると、無性に腹が立つのは、

「注意されるべきだ」というような処罰的な声を自分の心の中に持っているからなのかもしれない。


買い物で嫌なのは、店内放送に各売り場での映像での売り込み画面や ラジカセからの音声などが重なることだ。菓子売り場では、アンパンマンの映像が流れていたりする。

レジに並んでいると、ガムのCM画像が流れている。売り込みのアナウンスもうるさく感じられる。

買い物かごに商品を入れるときには急き立てられているような感じがするのに、

レジでは根気強く待たなくてはならない。10分くらい待たなくてはならないときには、もう勘弁してほしいとさえ思う。清算しなければ出られないから我慢しなくてはならない。

だから、最近、生協の宅配を利用するようになってから、我慢から解放されて楽になったと感じる。


自分が敏感になる音には、敏感になる理由がある。

さかもとさんにとって、赤ちゃんの泣き声が耐えられない声だったのは何故なんだろう。

何か理由があるだろう。


さかもと未明さんの機内での行動は迷惑行為なので、OKとは言えないけれど、今後、さかもとさんの問題提起をきっかけとして議論がなされるのであれば、

赤ちゃん連れの客にとっても、さかもとさんのような人にとっても良い方法が見出せるような意見交換がなされると良いなと思う。


・・・わたむし(妻)