カイワレ大根

カイワレ大根を入れた味噌汁が好きだ。

仕上げに入れるだけで、大根の香りがする味噌汁になるから。


さあ、おいしく食べようという楽しい気持ちを邪魔するように、

カイワレ大根を食べる菅直人が思い浮かび、嫌な気分になった。


カイワレ大根つながりの記憶だ。

カイワレ大根を食べる度に思い出すのではなく、たまたま思い出されたもの。

カイワレ大根を食べる菅直人」が何故嫌なのか整理してみた。


・O157による風評被害に対応する為に当時人気があった厚生労働大臣菅直人が、カイワレ大根を食べるというパフォーマンスをしたが、私はそれを冷ややかに見ていた。

・なぜ、冷ややかに見ていたか。

・野党として与党をチェックしていた社会党が、自民党・さきがけと組んで与党となり村山首相が誕生。野党としての社会党を組合が支持していたから私も組合員として支持活動していたけれど、与党となった社会党の迷走に幻滅し、支持政党が連合になってから気持ちは冷え冷え状態。

社会党、連合・・・現在の民主党と流れてきた菅直人

・当時、その菅直人に黄色い声援を送る女性たちを冷ややかに見ていた自分は、政治活動の道具のように使われていたと感じていて、声援を送る女性たちに共感できなかった。あの人の何を支持しているのか、キャーキャー楽しそうに・・・という反感。

菅直人が食べても、カイワレ大根の安全性を証明出来ない。イメージだけ。バカじゃん。


というように、カイワレ大根から、菅直人が行ったイメージだけの空虚なアピールへの反感が蘇ったようだ。

そして、政治活動を強いられた組合活動の大変さを思い出したようだ。


気持ちの整理ができたから、カイワレ大根を気分良く美味しく食べられるだろう。



・・・わたむし(妻)