長岩城史跡案内所(47)-2

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 貴族として冠位が貰える者は約150名、五位以上が上流貴族と呼はれる人達で、

天皇家に出入りが出来る立場なのだそうです。

正一位(しょういちい)が、位階の最高位に位し、従一位の上にあたるらしいのですが、

生前に叙された者は史上でも6人しかおらず、没後の贈位に用いられた場合がほとんどであるそうです。

その為、実際に授けられる位階の最高位は一階下の従一位であるということです。

冠位が五位以上の貴族には、20人の使用人が割り当てられ、

それに伴って、使用人やその家族・家臣達を養っていく為の所領が与えられていったのだそうです。

冠位のことをもう少し理解したうえで、大河ドラマ平清盛”を見ると、

より楽しめるのかと思いました。

画像は、三善康信はじめ主な三善家の方々の、冠位・仕事・所領などをまとめたものです。