個人情報の引継ぎ②

もしも、指定管理者制度への移行がスムーズに行われていて、

スタッフが悲しんだり落胆したりすことなく、

「オープンからの3年間、よく頑張った」と評価され、

頑張りがいがあったと晴れ晴れと思えるのであれば、

個人情報の引継ぎについて何も思うことなく、

気持ちよくお願いするところだろう。


しかし、そういう明るい状況ではなく、利用者は説明を受けないで

個人情報引継ぎを承諾しなければならない。


・・・でも、

私が承諾しなきゃならない道理はないように思う。



私は、指定管理者選定の経緯を説明して欲しいと生涯学習課にお願いした。

説明を求めたのは、事実確認をしたかったからだ。

私が知りたいのは、継続勤務3年と訓令に書かれている嘱託職員が

継続して働こうと団結したのは何故なのか・・ということだ。


もしも、「継続勤務は3年」が厳守されなくてはならないことであるならば、

今、市議会議員が継続雇用を申し入れているのは筋違いだと思う。

選定委員が、継続雇用を提案していた体協を選ばなかったのだ。

選定委員は、現スタッフの継続雇用には強い関心はなかったと言われても間違いではないだろう。



現スタッフに残って欲しいと強く願っても、叶わないのではなかろうか。

残る人はいるかもしれないが、全員が残るのは不可能だろう。

高い給与を出すから・・・とお金で気持ちを動かすことはできないだろう・・・と私は思う。