運動の経験あります・・

去年だったか、一昨年だったか・・・

「目指せ4泳法」のレッスンで、先生から

「何か、運動経験ありますか?」と言われて、私は「運動できなくて・・・」と答えてた。

実際、体育・スポーツに苦手意識があった。「スポーツをしていた自分」が頭からすっぽり抜けていて

「運動経験はありません」と答えてしまった。

本当は、運動経験がある。

嘘をついていたことになるのかな・・・・ごめんなさい。

小6から中3まで剣道やって、高1でも少し剣道をし、大学1年でも剣道をした。

高1、大学1年の剣道の取り組みが中途半端なので、「剣道経験者です」と言えない。

大学1年の頃に九州選手権大会で個人戦一回戦負け。

今でもやれば、素振りはできるかも。


運動と言えば・・・

息子が小3のころ、キャッチボールの相手をしたことがあったが、息子が上達すると相手にされなくなった。

バッティングセンターへ行ったら、少しは打ってみる。

息子と夫はバッティングセンターへ行き、娘と私はスケートをするという遊び方をしていた時期があり、

スケートが面白いと感じていた時期があった。今は、スケートをしていない。すれば はまるかもしれない。

卓球を子どもとすると、子ども相手に汚い試合をして勝とうとする大人げない面がある。

勝ち負けにこだわる。そういう自分が少し嫌いだ。

練習したら少しずつ上達するのを感じるのが楽しいが、勝ち負けを感じると楽しくなくなる。

だから、水泳も多分、人と比較して勝ち負けを意識したら楽しめなくなるだろう。



大人になってから水泳を習ったのは、とても良い経験になった。

出来そうにないと思っていたことを習得することができたなんて、すごいことだ。

頭の中での学びではなくて、自転車乗りを習得するように体で覚えることが

私にはとても良い経験になったと思う。

私は、「良いイメージ」が思い描けないと行動しないという悪い癖がある。

だけど、水泳教室では、「出来ているイメージ」を思い描く前に、駄目で元々でやってみるという経験を

積むことができた。

初級水泳のレッスンでは、毎回、先生から言われることを「難しい」と言う前にやらなくてはならなかった。

やってみて、頭ではなく体が動きを覚えていく。息継ぎができるので溺れる心配はしなかった。

考える前に運動するので、「出来ないかもしれない」と不安に思う余裕もなかった。

レッスンに参加する度に、「出来なくても やってみる」という経験をして、考えすぎて行動しないという私の悪い心の癖を修正することができた。


運動を習う経験も初めてだった。

剣道では、小学校では有段者の先生から教わったが、中学以降では「先生」がいなかった。

先輩から習うだけという環境だった。

中学では女子の先輩がおらず、男子の中で練習していた。

高校で初めて女子先輩の下で部活を経験した。が、練習試合で先輩に勝ってしまい、

部室で会話がなくなるという気まずい雰囲気になり、どうしたら良いか分からなくなってしまった。

そんな些細なことがきっかけで剣道部を辞めてしまい、文化系の生物部に入って、土の中のダニや植物に寄生する昆虫を観察していた。

ハンドルネームの「わたむし」は私が観察していた虫の名前だ。

生物部には指導者がいたので、難しい課題を与えられて鍛えられた。

研究レポートの発表では、県大会、九州大会を経験させてもらった。

部活経験としては、指導者から鍛えていただいた「生物部」の方が重い感じがする。

中高で剣道の「先生」がいたら、違った道を歩んでいたのかもしれない。



水泳の「先生」に「運動経験はありません」と嘘を言ってしまったことをお詫びして、

心を改めて、また鍛えていただきたいと思う。