居心地の良さと安心感・・・

6回くらいだったかな・・精神保健ボランティア講座を受講しました。

座学だけでなく、実習もありました。

私の実習先は吉井町。久留米から保健師が2人やって来て週1回開いている居場所活動でした。

活動の始まりに、その日の体調と一週間の出来事について話します。

調子を話して共有し合える関係って、良いなと思いました。


講座を終えて、私は居心地の良さもあって、吉井町の活動に参加するようになりました。

その雰囲気・安心感は私も必要とするものだったのだと思います。

病気になってから、その必要性を強く感じます。

病気について話せる相手は、私には、夫と医師がいて、そして「うきはアリーナ」のプールスタッフも話せる相手になりました。




私の困り事には、「女性恐怖」というものがあります。

何が苦手だったかは、後になって分かります。


水中運動のレッスンで、隣の人と手を繋いで歩いたり2人組みになって向かい合って運動した後に疲れてしまったので、女性と距離が近すぎると駄目なんだと思いました。

ジムのボディメイクのレッスンでは、向かい合ってダンスして相手と手と手を合わせてタッチするのが駄目でした。

女性の皮膚に触れるのが苦手みたい。だから、触れ合わないレッスンに私は参加しています。


嫌なものの嫌な理由が、はっきりと分からなくて困っているわけで・・・

ラジオから流れてきた、やなわらばーという女性デュオが山口百恵の「コスモス」をカバーしてるのが聞こえてきたとき、どうにも不快で聞けなくなったのですが、

後からよくよく思い返してみると、やなわらばーの、沖縄の節回しで沖縄の楽器を使っての表現が

「コスモス」とズレていると感じたんだろうと思います。

沖縄にコスモスは咲かないでしょうし、「コスモス」の曲調にあるもの悲しさと合わないと感じたのでしょう。

ラジオから流れる歌を聞いて耳を塞いだ自分は変だと思いましたが、変ではなかったのかも。後から思えば。

「その時」に不快に感じる理由が分からないのが困りものです。





女性恐怖が困り事である私には、プールスタッフの女性2人がとてもとても大切な存在です。

私は、2人のレッスンに参加していませんが、挨拶を交わしたり、困ったことについて聞いてもらったりして安心を頂いています。

恐怖を感じない女性だ・・・という発見がありました。漠然と女性みんなが苦手なのではなくて、

「苦手なタイプがある」と女性恐怖に「形」を与えることができたのは、

プールでの安心ある関わりがあったからです。