嘱託職員の給与について

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私は、市の嘱託職員の給与について考えてみることにした。

市の正職員と比較してみた。

うきは市のホームページの中の行政情報→人事を見ると、技能労務職員の平均給与と行政改革の考え方が説明されていた。

うきは市の給食調理員(正職員)の平均給与は一ヶ月当たり345,000円と書かれていた。平成19年4月1日現在の額だ。

平均給与が公開されていたので、うきはアリーナの嘱託職員の平均給与を教えてもらえるかもしれないと思い、スポーツ健康係の係長に尋ねた。

受付業務担当の臨時職員は、どの人も日給6,000円。

嘱託職員は技能・経験により給与に差があり、

平均給与額は、一ヶ月当たり173,000円である。

正職員一人分の給与で、2人の専門職を雇用している計算になる。





市の行政改革プランでは、今後、技能労務職員を正職員として雇用しない。

広報で、保育士、保健師、図書司書等の専門職募集がなされている。いずれも嘱託職員だ。


新たな疑問が湧いた。うきはアリーナの嘱託職員が面接を受けたときに、十分に説明を受けたのだろうか。更新しても最長3年までの勤務であると周知されていたのだろうか。


173,000円の平均給与は、良い条件とは言えないと私は思う。ボーナスはない。

時給700円でパートで働いている人から見れば、「自分より良い条件だ」と思うだろうが、

人件費というものは、水のように低い所へと流れていくものなのだろうか。



12月20日を過ぎたら、コナミ系の会社の労働条件が分かると聞いたので、

分かったら上記の平均給与と比較して考えてみたい。


行政改革は大事なことだが、数字の向こうに「人」が生活しているビジョンを持ってもらいたいと思った。