遺恨あり 明治十三年 最後の仇討

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今年の2月26日に放映されたドラマ「遺恨あり 明治十三年 最後の仇討」がDVD化されており、

先日レンタル店(ゲオ甘木店 0946-24-7414)より借りてきました。

http://www.tv-asahi.co.jp/ikonari/

さすがに地元ネタのドラマですので、甘木店ではレンタルされていました。

これは、明治に改元される直前の幕末、慶応4年に

秋月藩で起こった史実を元に作られたドラマです。

臼井六郎11歳のときに、屋敷を襲撃され、父と母と妹を惨殺されてしまいます。

(ドラマでは妹は殺されません。子供まで惨殺されることは制作上、

問題があったのでしょうか?)

犯人達が、父 臼井亘理と政治的に敵対する過激攘夷派の同藩藩士らだと知った六郎は、

少年の身ながら仇討ちを決意します。

故郷を離れ、流浪生活の中で敵を探し続けますが、やがて新政府が“仇討ち禁止令”を

発布して、仇討ちがそれまでの美徳から、犯罪へと変わっていくのです。

幕末の剣豪 山岡鉄舟の弟子となり、

苦労の末 宿敵 一瀬直久を倒し仇討ちを成し遂げます。

当時、美談か殺人かで 世間が大きく揺れた事件だったらしいです。

藤原竜也の熱演も素晴らしく、お薦めの作品です。

画像は“福岡県の城郭”より古処山城図です。

この城も、一瀬直久らが起こした“秋月の乱”により破壊されてしまったのだそうです。