九重自然観察会2010 ④

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 長者原のビジターセンターへ戻り、自然観察会は解散となりました。 

駐車場の一角には、ガイド犬平治(へいじ)の銅像とお墓があります。

平治(へいじ)は昭和48年頃、登山口に捨てられていたメスの秋田犬で、

その後、九重に住み着きガイド犬として育てられていきました。

平治(へいじ)という名は、九重連山の一つ平治岳(ひじだけ)から、

付けられたものらしいです。

平治(へいじ)は穏やかな性格で、多くの登山者から愛され、頼りにされ、

ガイド犬を14年間勤め、その間遭難者を発生させなかったそうです。

昭和63年8月3日平治(へいじ)没後、二代目・三代目が登場していったらしいのですが、

初代平治(へいじ)程、能力は高くなかったのだそうです。

又、平治(へいじ)に関する映画“軌跡の山 さよなら 名犬 平治”という、

1992年に公開された映画もあります。

興味のある方は、レンタルビデオでも出ていますので、こちらもどうぞ。

写真は、九重の山々を見つめている“平治(へいじ)”です。