ゴミ袋に名前を書く

西日本新聞に、ゴミ袋に名前を書くようになっている うきは市のゴミ袋が写真つきで紹介されていた。

テレビでも取り上げられていた。


うきは市に住んでいたころの記憶が蘇った。

ゴミ袋を買ったら、まず油性マジックで名前を書く。

しばらくインクを乾かす。

マジックで書いた文字がべたつかないくらいに乾いたら、ゴミ袋をたたむ。


ゴミ出しは、朝や昼の指定された時間までにする。

ゴミ収集車は音楽を流しながら、収集場所に来る。

音楽が聞こえてきて慌ててゴミ出しすることもあった。

一度、ゴミを回収してもらえてないことがあった。その理由は分からなかった。

ゴミ袋に名前を書いているから、自分のゴミと分かる。

ポツンと置かれたままのゴミ袋を持ち帰ることになる。

ゴミ出しのルールを守っているつもりでも、そんなことがあった。

なので、ゴミ出し日には、ちゃんとゴミが回収されているか確認し、回収されていたらホッとした。


確かに、ゴミ袋に名前を書くとプレッシャー感じていたなあ。

ゴミを出す→回収されているか確認する→回収されていたら安心する

これが週に2回。

負担感がないとは言えない。


ゴミ袋への記名は、義務だと思っていたが、

テレビでは、「お願い」と言っていた。

名前を書く人、減るかもしれんと思った。


話は飛ぶけれど、

ゴミ袋で連想するのは、小説「マザー」。

確か、子どもにゴミ袋をかぶせて外に出しているという虐待の場面があったと記憶してる。

・・・わたむし(妻)