そういえば最近、エコバッグを使っていない


この二週間、咳が酷く、病院通いをしていて、

こんなに体調が悪いからと大掃除はなしだなと思っていたが、

おとといくらいから体が無理なく動かせるようになってきた。

なので、少し片づけをしようと思い立った。


全部出す。要不要で分ける。戻す。

そんな手順でした方が良いのだろうが、できるだけ楽にやりたいから、

「全部出す」という手順をふまないで、

棚を眺めて不要な物を取るという間びき作戦にした。


台所の棚を見ていると、使っていない物があった。

折りたたんだままのエコバッグ二枚。


そういえば、この数か月、エコバッグを使っていない。

近所のスーパーへ行くとき、エコバッグでなくビニールの袋を折り畳んで持って行ってる。

ちょっと遠くで買い物するときには、空のバッグを持って出かけ、

買い物したものをバッグに詰めて帰る。

そうしているうちに、エコバッグの存在を忘れていたようだ。


どうしてエコバッグを使わなくなったんだろう?

エコバッグの色柄が好きでなくなったから。

買い物帰りに見えるのが嫌だから。

意外と持ちにくいから。

自問自答し、これからエコバッグを使わないと判断した。


わざわざ買った物を捨てるのは心痛むことだ。

天神のヴィオロで買ったものだったなあと思い出した。

よい思い出だ。


必要な物と思われて買われたのに、使う者の気持ち次第で捨てられてしまう可愛そうなエコバッグだ。

そう思うとかなり心が痛んだ。

捨てる前に、ゴミ入れとしてもう一度使うことにした。

とはいえ、捨てるのに変わりはない。

捨てるときに悲しくなるから、もうエコバッグを買うまい。


・・・わたむし(妻)