直虎を見て

大河ドラマ・直虎が面白くなってきた。

虎松の活躍が面白い。

虎松は頭が良くて、他の小姓たちが思いつかない方法で家康に仕える様子は

スッと気持ちが晴れるように面白い。


が、自分を重ねて見ることはできない。

自分と違う人を見て面白がっている。


私と似ている登場人物はいない。残念。

ドラマの登場人物は、力を持っていたり、人柄が良かったり。

敵役は、ずるがしこかったり、残忍だったり。

私は、そのどれにも当てはまらない。

社会から離れている人物は、大河ドラマに登場しない。


直虎、面白いなと思うと同時に、ドラマの価値観がある世界に自分はいないなあと

ちょっと寂しく思う。

おや?

寂しいと思うのは、社会と繋がりたいという願いの裏がえしかな。


私は社会との繋がりが薄い自分を寂しく思っているようだ。

面白いと思うドラマを見ると、現実との違いを感じて寂しくなるとも言えるかな。

夢と現実との落差を感じて寂しくなるとも言えるかな。

夢が大きすぎて落差を感じるとも言えるかな。


ならば、夢を小さく持てば良いのではないか。

小さい夢の実現って、具体的には・・・なんだろう。

床をピカピカにすることかな。

鏡のように。

そうなれば、同じ家に暮らす家族たちは、気分良く過ごせる。

私が繋がっている人間関係である家族関係は、より良くなるだろう。

「社会」との繋がりに関係ないけど、私は家族を通して社会を見ているから、

家族を喜ばせることをするのが、「小さい夢の実現」になるだろう。

つまり、目の前の家事をやることが、小さい夢の実現になるってこと。



・・・わたむし(妻)