ヨウシュヤマゴボウ

湯町近辺を歩いていると、広い空地がある。

古い温泉宿が取り壊され、マンション建設予定と書かれた看板が立っている。

空地になってから草刈りがされていないのか、草ぼうぼう。

自然な草地のように見える。

その中に、紫色の実をつけた草を見つけた。

ヨウシュヤマゴボウかなと思った。


小学校低学年の色水遊びでヨウシュヤマゴボウの実を使ったのを思い出す。

鮮やかな紫色の液ができるヨウシュヤマゴボウ

検索してみると、毒があると分かった。

明治時代に北アメリカからやってきた帰化植物で、実と根に毒があるそうだ。


過去の私は、毒があると知らずに遊びに使っていたのだな。

食中毒事故が起きなくて良かった。冷や冷やものだったんだな。

ヨウシュヤマゴボウの実はブルーベリーみたいに見えて、美味しそうだから、

気をつけておかないと間違って子どもが食べてしまうかもしれない。


単に、キレイな色の実と思っていたら、有毒植物だった。


子どもたちの活動にヨウシュヤマゴボウを使っている所、まだあるだろうか。

色水遊びをするなら、食べられると分かっているブルーベリーが良いなと思った。


もう子供たちに関わる仕事をしていないのに、ついついこんなことを考えてしまう。

まだ仕事に未練があるのかなあ・・・。

・・・わたむし(妻)