ジュピターの事故
ジュピターは木製のジェットコースター。
おとといのニュースで、整備中の社員がジェットコースターにはねられ亡くなったと知った。
何の点検をしていたんだろう。
整備する人、安全を確認する人という役割分担はなかったのか?
疑問の言葉として怒りの感情が湧いてきた。
このニュースが刺激になって、嫌な記憶が甦った。
数年前に働いていた小学校で、私は二つの学年の算数を担当し、一日に二時間授業をし、
残りの時間は、授業の補佐をしていた。
夏の体育の授業での水泳実習で、教頭からプール全体の様子を見ていてほしいと言われた。
私の仕事は、子どもたちの安全管理だと受け取った。
けれども、体育の授業をする先生たちから、水泳を教えてほしいと言われた。
先生たちにって、授業の補佐とは、教えることだったんだろう。
教頭からの指示は打ち消されてしまった。
あなたのやってることは仕事じゃないと打ち消された感じだったし。
指示系統はぐちゃぐちゃ。
あのとき、何か事故が起こっていたら私が責任問われたのかな・・・。何も起こらなかったから良かったけど。
道を歩いていると、道路工事に出くわす。
工事をする人は工事に専念し、警備員が安全に関わっている。
そういうのを見て、私は安心する。
ジュピターの点検では、警備員が居なかったということかな?
ニュースではそこに触れられていなかった。
点検をしながらジェットコースターが来てないか気をつけなくてはならないとしたら、
一人で二役こなすことになる。
もしそうだとしたら、事故は起こるべくして起こったのではないかと思った。
・・・わたむし(妻)