しゃがみこんでビニール袋を口に当てている女性を見かけた。
この人の両隣に心配する女性たちがいた。
不思議なことに、三人の周りに人がいなかった。
「救急車呼ぼうか」と一人が言った。
大変なことになっていると思い、私はレジを目指して走った。
レジの手前で品出しするスタッフを見つけ、
「人が倒れそうになってるみたい」と言った。
そのスタッフは、作業を中断してかけつけてくれた。
すると、
「もう別の人に言っています」と対応を断られた。
バックヤードからスタッフが出てきて、対応した。
もう大丈夫かなと思い、私は店を出た。
・・・わたむし(妻)
