相模原障害者殺傷事件について

事件後、措置入院のあり方を変える動きがあるそうだ。

昨日のNHKスペシャルでは、措置入院について取り上げられていた。

犯罪学の専門家が言っていた。

退院したら、そのすべての人を保護観察下におくべきだと。


なんか、心に病のある人は、犯罪者予備軍のように考えてるのかって思った。

自殺の恐れがあるからと警察で保護され、措置入院となった人も、ひとからげにされ、

こいつ、何するか分からない異常者・・みたいな扱いになるのか?


措置入院って、心の病で混乱した人を保護するものだと思っていたけど、

相模原障害者殺傷事件をきっかけに、犯罪防止のために混乱した人を世間から隔離、監視するものに変わるのかな?

で、精神障害者=犯罪者予備軍という見方が強まって、精神障害者はますます生き辛くなるのかな?


今まで、有名人がうつ病パニック障害統合失調症などの病について語ってきて、オープンな雰囲気になってきたけれど、

差別を恐れて隠すような世の中に逆戻りするのかな?

病気になったら、アウトの世の中になるのかな?

事件をきっかけに、世の中が変わってしまいそうな気がする。


自殺防止を呼びかけながら、同時に、こいつ犯罪者になるかもと監視する世の中になるのかな。


で、戦前のように、精神障害者は差別される世の中になるのか?

安部首相は、どうしたいのかな?


それと、NHKスペシャル。

たまに、駄目な番組のときがある。

現代のベートーベンと言って番組にしたことがあったり、

一人の人物を攻撃するキツイ番組を作ったり・・・。

昨日のは、精神障害者差別を助長する駄目番組だったのかもって思う。

・・・わたむし(妻)