酷いニュース

今朝テレビをつけたら、知的障害者が入居している施設で40何人もの人が殺傷されたという酷いニュースが流れていた。

警察に出頭した男性は、自分がやったと言い、障害者は居なくなれば良いという偏った考えをしているとのこと。

テレビでは、異常な犯行と言われていた。


酷いなと思うが、異常と言うより、ちょっと昔、この男と同じような考え方が日本中にあったんじゃないかと思いかえしている。

優性保護法だったかな。

障害のある人は、避妊手術を強要されていた時代がちょっと前まで続いていたように記憶している。


知的障害や身体障害があったりすると、子どもを持つべきでないと言われていた時代があった。

今だって、妊娠中に検査をして障害があると分かると堕胎する人は少なくないと聞く。


農作物に規格を定めて、規格外は販売しないという仕組みとは違うんだろうけど、

人間も、健常者・障害者と区別し、障害者を排除しようと考える人がこの世にはいるようだ。


健常に生まれても、病気や事故で障害を負うことはある。やっぱり、障害者も安心して暮らせる世の中であってほしいものだ。


障害者に手厚い世の中ではない。残念。

いろいろと差別はあるようだし・・・

・・・わたむし(妻)